「多言語翻訳とは 」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム
2024年10月8日(火)8:30
今回は、当社で需要の高い英語以外の翻訳。
多言語翻訳について書いてみます。
多言語翻訳は、その名のごとく多くの言語を翻訳するということです。
最近は、音声翻訳機が多言語翻訳という文言を使っていますね。
英語の翻訳は一般的で、一番馴染みがあります。
しかし、英語以外のEU圏(ヨーロッパ地域)、
東南アジア地域、アフリカ地域の翻訳は、あまり馴染みがないと思います。
なぜなら、翻訳需要が低いですし、
専門性が高くなるほど、対応できる翻訳者が少ないからです。
ちなみに、当社ではEU圏内の翻訳需要がありますが、
英語から翻訳します。
※内容により日本語→多言語翻訳が可能な場合もございます。
例えば、フランス語→英語→日本語、日本語→英語→フランス語という流れです。
日本語→フランス語、フランス語→日本語の翻訳ができる訳者が少ないためです。
英語以外の複数言語を翻訳しようと計画する場合は、
まず正確な英語を作ることが得策です。
次に、英語圏の人たちが見た言語習得に時間がかかる
ランキングというものがありました。
海外で、
「英語圏の人々にとって、最も習得が難しい言語の一つが日本語である」という調査が
あったそうです。
FSI(米国務省機関である外務職員局)は、
英語圏における言語の習得難易度を調査するため、
世界中の主要言語を5つの難易度でカテゴライズ。
ロマンス諸語(インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に
属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称。
ロマン諸語、ロマンス語、ロマン語とも言う。)は、
フランス語、スペイン語、イタリア語等で、ラテン語が基本となっており
最も学びやすいようです。
オランダ語、デンマーク語、スゥエーデン語は、
英語と共通のルーツを持っています。
これらの言語には親しみがあるため、習得するのにあまり苦労はしないようです。
下記カテゴリー1の言語を流暢に話せるまでには、約半年を要する程度です。
日本語、韓国語、アラビア語の習得は、最も難しいとされています。
英語圏の人々がこれらの言語を習得するには、2年間を費やす覚悟がいるそうです。
それも、現地での勉強が必要となるとか。
これら3つの言語は、英語とは全く異なる言語のようです。
■カテゴリー1 23−24週(575−600時間)
・アフリカーンス語 ・デンマーク語
・オランダ語 ・イタリア語
・ノルウェー語 ・ポルトガル語
・ルーマニア語 ・スペイン語
・スウェーデン語
■カテゴリー2 30週(750時間)
・フランス語
■カテゴリー3 36週(900時間)
・インドネシア語 ・マレーシア語
・スワヒリ語 ・ドイツ語
■カテゴリー4 44週(1100時間)
・アルバニア語 ・アムハラ語
・アルメニア語 ・アゼルバイジャン語
・ベンガル語 ・ボスニア語
・ブルガリア語 ・ビルマ語
・クロアチア語 ・チェコ語
・エストニア語 ・フィンランド語
・グルジア語 ・ギリシャ語
・ヘブライ語 ・ヒンディー語
・ハンガリー語 ・アイスランド語
・クメール語 ・ラトビア語
・リトアニア語 ・マケドニア語
・モンゴル語 ・ネパール語
・パシュトー語 ・ペルシャ語(ダーリ語、イラン語)
・ポーランド語 ・ロシア語
・セルビア語 ・シンハラ語
・スロバキア語 ・スロベニア語
・タガログ語 ・タイ語
・トルコ語 ・ウクライナ語
・ウルドゥー語 ・ウズベク語
・ベトナム語 ・コーサ語
・ズールー語
■カテゴリー5 88週(2200時間)
・アラビア語
・広東語(中国語)・北京語(中国語)
・日本語 ・韓国語
海外では、カテゴリー5の中でも「韓国語はそこまで難しくない」という意見が多くみられたそうです。
ただ日本語や中国語、アラビア語は発音や文法、スペルなど表現方法が豊富で、
比較的シンプルな英語を話す人々にとって、全て覚えることは至難の業のようです。
余談をひとつ。
英語圏を母国語とする以外の国の人間が翻訳した文章を英語から日本語へ
翻訳する場合は注意が必要です。
翻訳した人の英語力の差により、
元の言語から正確な英語に訳されていないことがあるためです。
よって、元の言語、英語を翻訳会社に提供するのもひとつの手法です。
【英語で一言】
「フォークを落としてしまいました」 I dropped my fork.
ナプキンならI dropped my napkinでOKです。
【語彙を増やそう】
抵触 ていしょく conflict(コンフリクト)
法律や規則に反すること。
法に抵触する行い。
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当社は、設立から8期目を迎えております。
本社は、東京都千代田区、実務は千葉県流山市にて運営しております。
取扱説明書、仕様書、WEBサイト、契約書、カタログ、Youtube字幕など、
高度な専門知識や専門用語の理解が求められるる資料を対象に技術翻訳サービスやポストエディットサービス 訳文検証を提供しています。
エクセレット株式会社の標語:「技術翻訳で困ったらエクセレットと言う名の川崎へ聞いてみよう」
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