説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

スタイルガイドとは 工業 科学技術 技術翻訳/取扱説明書制作

2020年8月10日(月) 11:00 山武市

スタイルガイドとは、日本語表記として統一すべき内容を定めたものです。
※ページレイアウトのルールを決めたスタイルガイドではございません※

翻訳時の不統一を防止する役割があります。
代表的なものとしては「表記ゆれ」が挙げられます。
表記ゆれとは、同音・同意味の用語で別々の表記をしてしまうことです。
例えば
「point:要点/突端、先端」、
「サーバー/サーバ」
などです。

スタイルガイドでは、文体、用語、文字表記など、
翻訳するうえで決めておくべきルールが定められています。

また、翻訳を依頼するお客様の要望やそれぞれの業界独自のルールなども、
スタイルガイドに記入します。

このスタイルガイドがあることで、翻訳の言い回しや表記がそろい、
手直しが最小限になりますから、翻訳スピードも上がります。

■文体のルール
翻訳をする際に、文体は必ず統一しておかなければなりません。
日本語の訳文の場合「です・ます」調にするのか、
「だ・である」調にするのか、日本語以外の訳文でも文語なのか口語なのかは、
最初に決めておくべきことです。

他にも、体言止めにするかどうか、箇条書きを使うべきかなど、
さまざまな観点から文体をあらかじめ決めておきます。

■用語のルール
訳文によく出現する用語のルールも、スタイルガイドで統一しておく必要があります。

同じ意味の複数の用語がある場合、一つに決めておかないと表記ゆれが生じます。
日本語の場合は、「お問い合わせ」と「お問合せ」などの送り仮名の違いもありますので、
統一しておく必要があります。

統一しておかないと全体を通して使う用語がバラバラになり、
読みづらくなることもあります。

■文字表記のルール
文字表記のルールも決めておかなければなりません。
数字やアルファベット表記は半角なのか全角なのか、
記号を使うべきなのか使わない方がよいのか、
感嘆符や疑問符は使用禁止なのか許容するのかなどです。

また、見出しの冒頭につける記号や段落番号など、見出しのスタイルも決めておく必要があります。

■お客様独自のルール
独自ルールを定める企業もあります。
分野によっては業界用語が多いこともあり、どの用語を使うのか、
どのような表記で使うのかなどのルールを取り決める必要があります。

また、依頼された訳文の内容によっては、やわらかな文体にしてほしい、
逆にビジネス文書なので硬い文体にしてほしいなど、お客様独自の要望が入る場合もあります。

他にも、お客様が使っている文書に独自のスタイルがある場合や、
独自の記号を表記に用いるなどの場合もあります。

そのため、スタイルガイドを作る際は、
お客様との間で意思疎通が確実にできている必要があります。

↓日本翻訳連盟が策定したスタイルガイドの骨子です。
1.本文を、敬体(ですます調)あるいは常体(である調)のどちらかに統一する。
2.句読点は「、」と「。」を使う。
3.常用漢字表にある漢字を主に使用する。
4.動詞の送りがなは本則に従う。
5.カタカナ語の語尾の長音は省略しない。
6.長いカタカナ複合語は中黒または半角スペースで区切る。
7.漢字、ひらがな、カタカナは全角で表記する。
8.数字とアルファベットは半角で表記する。
9.原則として記号類は全角で表記する。
10.半角文字と全角文字の間に半角スペースを入れない。
11.ピリオド(.)、カンマ(,)、スペースは半角で表記する。
12.単位の表記を統一する。

【英語で一言】
「これ、好きなんだ。」 I like this.
好きな食べ物が出てきた、好きな番組が始まったなど、様々な場面で使えます。

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