「翻訳会社って何?」 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、製造業、工業、技術文書翻訳
2021年10月21日(木)
そもそも翻訳会社とは何をするのでしょうか。
文章、文献、資料に書かれた言語を他の言語に変換する作業を請け負う会社です。
翻訳会社は、2千社という人や、2万社という人もいます。
市場規模も2千億円とも5千億円とも言われます。
根拠はありません。
参入障壁が低く、起業しやすいため実数がつかめません。
個人~2、3人の翻訳会社が無数に存在しています。
翻訳するものは、社内資料、社外資料、一般文書などです。
会議資料、提案書、メール文、取扱説明書、契約書、WEBサイト、
会社案内、製品紹介パンフレットなどです。
翻訳会社と言えば、翻訳者が社内にいて、翻訳をしている姿を想像すると思います。
そのような翻訳会社もありますが、少ないです。
定期的に大量の翻訳が見込めている場合は、社内に翻訳者を常駐させますが、
案件の依頼頻度が読めないことが多く難しいのが現状です。
翻訳会社は、フリーランスの翻訳者とパートナーシップを結び、
作業をやりとりします。
翻訳会社の社員は、フリーランスの翻訳者への発注、
進行管理や翻訳チェックする翻訳部門、
フリーランスのDTPオペレーターへの発注、進行管理する編集部門、
お客様と折衝する営業部門、
あとは総務、経理部門など他の企業と同じです。
よって、実作業をすることは、ほぼ無く、
進捗管理、進行管理、品質検査などをする社員を置くのが翻訳会社です。
あとは、翻訳会社で得意分野が分かれます。
映画や動画配信サービスの「映像翻訳」、
小説、文庫本の「出版翻訳」、
技術資料の「産業翻訳」です。
この3分野から更に細分化されます。
これは別の機会に書きます。
さて、翻訳会社とフリーランスの翻訳者の発注形態や仕組みは至ってシンプルです。
◆お客様から翻訳会社へ注文した後
→翻訳会社が翻訳者へ発注。
原稿を送信(メールもしくは指定サーバーや送受信サイトへアップロード)
→翻訳作業が終了したら翻訳者が原稿を送信
→翻訳会社が、受け取った原稿を翻訳部門の校正担当者が
校正作業(訳漏れやスペルミス、文法、用語、読みやすさを再確認)
→校正が完了したら校正担当者が原稿を営業担当者に送信
→お客様へ納品(あとは修正のやりとりをお客様と翻訳会社で行う)
おおまかには、このような流れです。
他に翻訳会社の特徴は、「翻訳支援ソフト」(TradosやTransit、MemoQなど)や
「独自に開発された自動/機械翻訳システム」を使用しているかでしょう。
また、翻訳作業と合わせて
DTP(レイアウトを原文原稿と一緒にする調整作業)も請け負っており、
専用アプリケーションやソフト(adobe社のInDesignやFramemakerなど)に
対応しているなどでしょう。
翻訳作業のみしか請け負わない翻訳会社も当然あります。
なんだかんだで、自分の好み(発注者、検収者、読み手など)
の表現、用語の使い方をしてくれる
翻訳者がいるかどうかが重要だと考えます。
文章の表現には、好みがありますので。
翻訳会社を通じて良い翻訳者と出会えるのが、
一番幸せであり、お客様の翻訳作業負荷が減らせます。
良い出会いをお祈りいたします 🙂
【英語で一言】
「そんなこと言わないで」 I wish you wouldn’t.
you wouldn’tは、you wouldn’t say thatのことです。
I wish…(~であればいいのに〈でも違うんだね〉)
【語彙を増やそう】
下剋上 げこくじょう supplanting superior(サプランティング サペリアー)
下が上に勝つこと。
最下位チームが下剋上を果たす。
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当社は、技術翻訳を専門としています。
いわゆる独立系です。
行動指針:日本から世界へ、世界から日本へ商品・サービスを提供する方々を応援します
対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(南米/欧州)、
オランダ語、ポルトガル語(南米/欧州)、ポーランド語、ロシア語、
中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語、タガログ語など
対応ファイル形式:Text、HTML、XML、RST、XLIFF
Adobe社 Illustrator、Photoshop、InDesign、FrameMaker
Microsoft社 Word、Excel、PowerPoint
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