「オンライン翻訳サービスの精度を上げるには」 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、製造業、工業、技術文書翻訳
2021年11月25日(木) 10:00 国道16号走行中
オンライン翻訳を使用し、意図した翻訳結果がでなかった経験はあるのではないでしょうか。
■オンライン翻訳サービスの精度を上げるコツ
オンライン翻訳サービスは、費用を安くおさえることができる反面、
翻訳の精度にバラつきが出て不自然な仕上がりになりがちという欠点があります。
なぜなら、日本語は主語と述語だけではなく、
修飾語や目的語を置く位置によって意味合いが変わるためです。
また、相手にわかりやすく伝えるための句読点の位置も重要なため、
機械的なオンライン翻訳サービスでは対応しきれないのです。
これを避けるために、日本語から多言語に翻訳をする、またその逆をする時も、
できるだけ一文を短くする工夫が必要です。
また、文頭には必ず主語を入れて
「誰に」
「何の目的で」
「何を伝えるのか」を意識すると、翻訳の精度が上がります。
●なぜ日本語に注意が必要なのか?
日本語は文脈に依存する言語のため、あいまいな表現が数多く使われ、
単語や文章の省略も多々起こります。あいまいな日本語でも、
翻訳者は行間を読んだり省略部分を補ったりしながら読解していきますが、
言語化されない日本の常識に詳しくないオンライン翻訳にとってはそれが難しく、
日本語読解を間違えて誤訳してしまうことがあります。
●主語・目的語・動詞を明確にする
日本語では主語や目的語が省略されることが多く、ときに動詞まで省略されます。
文章中に「誰が・誰(何)に・何をした」という情報が正確に入っているかを確認しましょう。
●係り受けを明確にする
読み方によって意味がいくつかに分かれる文章は、
語順を変えたり表現を変えたりすることで係り受けを明確にして、
誰が読んでも1つの意味になるようにしましょう。
(例)
△私は新発売のスマートフォンとジャケットを買いました。
→新発売なのはスマートフォンだけ?それとも、
スマートフォンとジャケットの両方が新発売?
○私はスマートフォンと新発売のジャケットを買いました。
これはごく簡単な例ですが実際の文書の中には、
係り受けがもっと複雑で何通りにも解釈できる文章がたくさん存在します。
●日本語読解が良い翻訳のポイント
翻訳したい文書全体をざっと見直して、他人が読んでわかりづらい
日本語がないか確認しましょう。
【英語で一言】
「幸運に感謝します」 I’m grateful that I’ve been so fortunate(フォーチュネッツ).
【語彙を増やそう】
迷走 めいそう stray(ストレー)
道を外れて不規則に進むこと。
リーダーが混乱して迷走する。
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当社は、技術翻訳を専門としています。
いわゆる独立系です。
行動指針:日本から世界へ、世界から日本へ商品・サービスを提供する方々を応援します
対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(南米/欧州)、
オランダ語、ポルトガル語(南米/欧州)、ポーランド語、ロシア語、
中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語、タガログ語など
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