「スタイルガイドとは」 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、製造業、工業、技術文書翻訳
2022年1月5日(水) 国道16号走行中
本日から仕事始めの方も多いのでは。
スタイルガイドとは、日本語表記として統一すべき内容を定めたものです。
※ページレイアウトのルールを決めたスタイルガイドではございません※
翻訳時の不統一を防止する役割があります。
代表的なものとしては「表記ゆれ」が挙げられます。
表記ゆれとは、同音・同意味の用語で別々の表記をしてしまうことです。
例えば
「point:要点/突端、先端」、
「サーバー/サーバ」
などです。
スタイルガイドでは、文体、用語、文字表記など、
翻訳するうえで決めておくべきルールが定められています。
また、翻訳を依頼するお客様の要望やそれぞれの業界独自のルールなども、
スタイルガイドに記入します。
このスタイルガイドがあることで、翻訳の言い回しや表記がそろい、
手直しが最小限になりますから、翻訳スピードも上がります。
■文体のルール
翻訳をする際に、文体は必ず統一しておかなければなりません。
日本語の訳文の場合「です・ます」調にするのか、
「だ・である」調にするのか、日本語以外の訳文でも文語なのか口語なのかは、
最初に決めておくべきことです。
他にも、体言止めにするかどうか、箇条書きを使うべきかなど、
さまざまな観点から文体をあらかじめ決めておきます。
■用語のルール
訳文によく出現する用語のルールも、スタイルガイドで統一しておく必要があります。
同じ意味の複数の用語がある場合、一つに決めておかないと表記ゆれが生じます。
日本語の場合は、「お問い合わせ」と「お問合せ」などの送り仮名の違いもありますので、
統一しておく必要があります。
統一しておかないと全体を通して使う用語がバラバラになり、
読みづらくなることもあります。
■文字表記のルール
文字表記のルールも決めておかなければなりません。
数字やアルファベット表記は半角なのか全角なのか、
記号を使うべきなのか使わない方がよいのか、
感嘆符や疑問符は使用禁止なのか許容するのかなどです。
また、見出しの冒頭につける記号や段落番号など、見出しのスタイルも決めておく必要があります。
■お客様独自のルール
独自ルールを定める企業もあります。
分野によっては業界用語が多いこともあり、どの用語を使うのか、
どのような表記で使うのかなどのルールを取り決める必要があります。
また、依頼された訳文の内容によっては、やわらかな文体にしてほしい、
逆にビジネス文書なので硬い文体にしてほしいなど、お客様独自の要望が入る場合もあります。
他にも、お客様が使っている文書に独自のスタイルがある場合や、
独自の記号を表記に用いるなどの場合もあります。
そのため、スタイルガイドを作る際は、
お客様との間で意思疎通が確実にできている必要があります。
↓日本翻訳連盟が策定したスタイルガイドの骨子です。
1.本文を、敬体(ですます調)あるいは常体(である調)のどちらかに統一する。
2.句読点は「、」と「。」を使う。
3.常用漢字表にある漢字を主に使用する。
4.動詞の送りがなは本則に従う。
5.カタカナ語の語尾の長音は省略しない。
6.長いカタカナ複合語は中黒または半角スペースで区切る。
7.漢字、ひらがな、カタカナは全角で表記する。
8.数字とアルファベットは半角で表記する。
9.原則として記号類は全角で表記する。
10.半角文字と全角文字の間に半角スペースを入れない。
11.ピリオド(.)、カンマ(,)、スペースは半角で表記する。
12.単位の表記を統一する。
【英語で一言】
「よろしくね!」 I know you’ll do a good job.
相手に何かを頼んだりした時に使う「君ならできるよ、よろしくね」の表現です。
【語彙を増やそう】
目鼻がつく めはながつく get into shape(ゲット イントゥ シェープ)
だいたいの見通しがつく。
ようやく解決の目鼻がつく。
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行動指針:日本から世界へ、世界から日本へ挑戦する組織や人々を応援します!
お客様の社外翻訳部を担います
対応言語:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(南米/欧州)、
オランダ語、ポルトガル語(南米/欧州)、ポーランド語、ロシア語、
中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語、タガログ語など
対応ファイル形式:Text、HTML、XML、RST、XLIFF
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