「翻訳支援ツールって自動翻訳と違うの?」WEBサイト翻訳 マニュアル翻訳 契約書翻訳 多言語翻訳
2023年1月18日(水)10:00 流山市市街地走行中
「翻訳支援ツール」と「機械翻訳」ってなにが違うの?
当然の疑問ですね。
翻訳支援ツール(CAT<キャット>ツール(Computer Assisted Translation)とも言います)
というと、おそらく多くの方が”機械が自動で翻訳するツール”を
思い浮かべるのではないでしょうか。
機械が自動で翻訳を行うツールを翻訳業界では
「機械翻訳」
もしくは
「MT(Machine Translation)」と呼ばれています。
Google翻訳ですね。
「自動翻訳」という表現もありますが、これは音声を聞き取り翻訳することを指します。
ポケトークが有名ですね。
それに対し「翻訳支援ツール」は、機械翻訳とは異なります。
①翻訳支援ツール
翻訳メモリ(原文と訳文のデータベース)を使い
過去の翻訳データを再利用していくツールですね。
翻訳者(人間)に翻訳された信頼できる訳文を使い回せることが、
機械翻訳との大きな違いとなります。
機械が自動で翻訳をするわけではないので、基本的には翻訳者がいる前提で
使用するツールとなります。
【翻訳支援ツールが適している文書】
品質(訳文の精度を高く)が求められる文書やお客様の目に触れる文書に適しています。
例えば、製品マニュアルや説明書、規格文書などです。
これらは納品物としてお客様が実際に読む文書なので、
機械が翻訳したままではダメなことは想像できるかと思います。
また、マニュアルや説明書は、繰り返される表現が多く改版や改定で重複する
翻訳作業が多いため、翻訳メモリからの流用率が高く親和性が良いです。
原文のレイアウト情報やタグを残したまま、テキストだけを翻訳しますので、
翻訳後の編集作業を大幅に短縮できます。
HTML、XML、Word、Excel、PowerPoint、FrameMakerなどの
ファイル形式に対応しています。
その他、特許の申請書や新薬認証申請書など、審査基準が設定されている文書は
用語が統一されているかを厳しく問われる場合があり活躍します。
その他、Webサイト、会社案内、ゲームなど幅広い文書の翻訳に
使われることもあります。
②機械翻訳
機械翻訳は人が作業を行う必要がなく、時間や人手を抑えて訳文を生成できるという
メリットがあります。品質があまり求められない文書や分量が多い場合に活躍します。
その反面、翻訳結果が正しくない場合も多く、人の目によるチェック作業が発生します。
一般に機械翻訳結果を修正する作業は「ポストエディット」と呼ばれています。
機械翻訳の精度やどれだけ品質が求められているかに応じて、
ポストエディットにかける時間を検討する必要があります。
【機械翻訳が適している文書】
機械翻訳は意味がざっくりとわかればよい社内向け文書や、
分量が多く人の手ではこなしきれない文書に適しています。
例えば、海外オフィスからくる社内向けドキュメントや、
旅行・日常会話で使うような文書などです。
このような違いがあります。
機械翻訳は近年、AIの導入などにより精度が上がったと言われていますが、
人が行う必要のある翻訳文書においては、機械が全ての作業を代替できる段階には
達していないと言われています。
どうしても人の手による作業は必要なんですね。
機械翻訳に関しては色々な方式、アルゴリズムがあります。
難しい話になってしまうので今日はこの辺で終わりにしておきましょう。
【英語で一言】
「もうダメ!動けない!」 I can’t go on! I can’t move!
【語彙を増やそう】
闊達 かったつ broad mind(ブロード マインド)
小さなことにこだわらず、心が広い様子。
彼の自由闊達なふるまいを頼もしく思う。
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