説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「フリーランスの翻訳者になるために」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム

2024年8月20日(火)8:30

さて、翻訳者になるには、どうしたらよいのでしょうか。

1.大学の外国語学科や翻訳専門スクールで学ぶ。
2.翻訳会社が運営する翻訳スクールで学ぶ。
3.翻訳会社に就職して翻訳者や校正担当として学ぶ。

ですかね。

フリーランスとして仕事にするには、

1.2.の経験を経て、スクールから仕事を紹介してもらえることもあります。

3.の場合は、数年在籍し、退職後に優先的に仕事をもらえることがあります
(良好な人間関係が翻訳会社と気づけていれば・・・)。
※翻訳会社では、翻訳コーディネーター(チェッカーとも言う/校正担当)しか採用せず、
社内で翻訳者を在籍させない場合も多い為、事前に確認しましょう。

です。

一般的には、翻訳会社のWEBサイトを調べます。

概ねどの翻訳会社も翻訳トライアルページを作っています。
申し込み、翻訳トライアルを受けて合格することです。

翻訳トライアルでは、翻訳精度(専門用語、読みやすさ、統一感)の他に、
社会人としてのビジネススキル、常識、コミュニケーション能力、対応面も見られます。

個人的な考えとしては、3.の一度翻訳会社に就職し、翻訳プロジェクトの流れや
品質管理行程を勉強することも重要だと考えます。

在籍期間は人にもよりますが、最低2年以上は在籍し勉強したほうが良いと思います。
並行して、翻訳会社在籍中に翻訳の勉強をされると良いと思います。

理由は、翻訳プロジェクトは翻訳者のみの仕事では完了しません。

翻訳会社の営業担当がお客様と翻訳会社の間に入り、契約交渉を行います。
その情報をプロジェクトマネージャーまたは、翻訳コーディネーターに情報共有します。
その後、翻訳コーディネーターが翻訳対象文書(業界や製品)を確認し、
得意な翻訳者を探します。

翻訳コーディネーターが翻訳者へ翻訳物を渡し、
翻訳者が翻訳したものを校正・校閲します。

場合によってリライトをするライターも参加します。

翻訳会社では毎月数十件から数百件の翻訳プロジェクトが同時進行しています。

プロジェクトマネージャーは、一人30~50件のプロジェクト管理することもあります。

納品前に、翻訳コーディネーターからチェックされた翻訳物を営業担当に渡し、
お客様へ渡ります。

お客様が内容を確認し、専門用語、表現の修正指示が入ります(入らないことがベストですが)。

このやりとりを1~3回繰り返し、完全納品となります。

このような翻訳プロジェクト一連の流れを理解するこもフリーランスになるには重要だと考えます。

翻訳会社では、翻訳内容において何を注してチェックするのか、
どのような流れでチェックするのかノウハウがあります。

これは、フリーランスになって活かせる大切なものです。

翻訳者になる手法は、上記3つですが、

・映像、出版、産業、どの翻訳者になるにしても、専門分野を調査できる力。
・作業効率を常に考え、積極的に機械翻訳システム、
翻訳支援ツールや他のツールを試せる力。
・日本語の表現力を上げる力。ある部分意訳できる力。
・翻訳以外にDTPレイアウト調整(InDesign/Wordなど)や
マニュアル制作(目次構成、本文執筆、索引作成、実機検証)ができる力。

上記のような力を付けていけると、フリーランスとして大活躍できます。
ブラック労働になることはありません 😀

機械翻訳(自動翻訳)の精度が上がっても、振り回されることなく、

反対に

フリーランスの翻訳者が機械翻訳を利用して売り上げを上げることができます。

20年後に無くなる仕事、
と言っている人もいます。
そうかもしれません。
気にすることはありません。

英語を世界の統一言語にする動きもあるようですが、
人間は自分の生まれた地域の価値観を大切にする生き物です。

言うほど簡単に言語を統一できません。

言語の問題は、国際貿易において付いて回る問題です。

翻訳者を目指している方、
もっと安定して仕事が欲しい方、
お互い頑張りましょう!

私は企業と翻訳者の間に入り、
両者が幸せになれるようお手伝いしますので。

【英語で一言】
「そうするしかなかったの」 It was the only thing I could do.

【語彙を増やそう】
哀憐 あいれん pity(ピティー)
悲しみ、あわれむこと。
捨て猫に哀憐の情を抱く

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当社は、設立から8期目を迎えております。
本社は、東京都千代田区、実務は千葉県流山市にて運営しております。
取扱説明書、仕様書、WEBサイト、契約書、カタログ、Youtube字幕など、
高度な専門知識や専門用語の理解が求められるる資料を対象に技術翻訳サービスやポストエディットサービス 訳文検証を提供しています。

エクセレット株式会社の標語:「技術翻訳で困ったらエクセレットと言う名の川崎へ聞いてみよう」

私の個人経営会社となります。
私が即断即決できる為、契約から納品後まで柔軟かつ融通の利いた対応を重視される企業や担当者の方々とは、
長いお付き合いをさせていただいております。
気楽に依頼していただけるように心がけております。

行動指針:日本から世界へ、世界から日本へ商品・サービスを提供する方々を応援します

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