説明書の多言語翻訳|テクニカルライティング

技術翻訳 エクセレット株式会社

「産業/工業/技術翻訳で大切なことを考える」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム

2024年10月24日(木)8:30

わたしたちは翻訳のプロとして日々精進しなくてはなりません。

ということで、

技術翻訳をするうえで、必要であり大切だと思える考え方を書いてみます。

ちなみに、翻訳の世界で「品質」という言葉がでてきます。
私が考えるには、
「品質」=お客様、エンドユーザーが読みやすく、
理解しやすい文書であり、正確な専門用語に訳せていることです。

(1) 語学力(翻訳する言語と原文の言語)英語から日本語なら英語と日本語
(2) 専門分野の基礎知識
(3) 基礎翻訳力(語学力+調査能力)
(4) 品質を安定、向上させるための技術と経験と管理手法
(5) コンピュータ関連の知識と翻訳支援ソフトウェアの利用

(1)「語学力」
当たり前であり翻訳以前の問題ではありますが大変重要です。
特に日本語の表現は難しいため、翻訳能力の基礎と考えます。

(2)「専門分野の基礎知識」
技術翻訳と言っても広範囲にわたります。
また、複数の分野の知識が必要な内容を翻訳しなければならないこともあります。

翻訳者になる前に、その分野の業界で働いた経験のある人がいる場合もありますが、
そうでない人もたくさん存在します。

しかし、一流の翻訳者でもあらゆる分野を網羅している方はおりません。
そのため、実際に必要なのは、たくさんの分野の専門知識を持っていることではなく、
専門知識を積極的かつ好奇心をもって調べられる調査能力と考えます。

その専門分野に関する基礎知識の習得に努めるべく、インターネット検索したり、
お客様のセミナーに参加したり、製品を操作させていただいたり、
マニュアル類を読込んだりします。

専門分野の核となる基礎的な用語がわからないと、新しい知識を調べる時も
何をどう調べてよいかがわからないし、見つかっても意味が理解できないということです。
自力で新しい知識を調査するだけの土壌、それが専門分野の基礎知識であり、
あるのとないのとでは天と地の違いだと認識しています。

(3) 「基礎翻訳力」
上記(1)(2)の2つの基礎を土壌にして、語学勉強したり翻訳業務を経験しながら、
基礎翻訳力を養っています。

(4) 「品質を安定、向上させるための技術と経験と管理手法」
お客様に認められる翻訳は、一般的な語学力や専門知識の他に翻訳の技術や経験も必要です。

ただし、技術や経験はすぐに身につくものではありません。

そこで、品質管理手法が重要になります。

プロジェクトマネージャーが全体スケジュール、進行管理を行い、最終検品する。

翻訳チェッカーが翻訳者の品質管理をし、品質管理項目シートに基づき、
抜け語訳、専門用語・表記表現チェック、文法チェック、読みやすさのチェックを行う。

仕様変更時の対応や納品後のメンテナンス対応も行う。

営業担当がお客様との窓口となり、契約、進捗状況報告、納品前チェック、
納品処理、アフターケアを行う。

このように各担当が役割を遂行することで、納品物、
ひいてはプロジェクト全体の完成度を上げます。

(5)「コンピュータ関連の知識と翻訳支援ソフトウェアの利用」
調査能力を持つためのベースとしては専門分野の基礎知識が必要ですが、
基礎知識レベルを超えた専門用語に対応しようとすると、
調査手段を身に付ける必要があります。
コンピュータの発達が目覚しい現在では
コンピュータやソフトウェアをどう利用するかが重要になります。

調査手段として一番簡単であり、存在するのであれば専門辞書の活用です。
時には国会図書館に行くこともあります。

実際は、効率的に情報を手に入れようとするとインターネット検索を活用します。

また、現在は一度翻訳した文章を原文と訳文セットで保存し、
改訂時、類似文書の翻訳時に再利用するための
翻訳支援ソフトウェア(当社はTRADOSを利用)の活用が主流になっています。

翻訳の効率向上、品質安定、向上に大変役に立っています。難しい操作ですが。。

今後も品質向上に努めます。

【英語で一言】
「女性用トイレは何階ですか?」 Which floor is the women’s toilet on?
the women’sを入れ替えると↓
化粧品売り場 Beauty section/counter
催事場 Event hall
喫煙コーナー Smoking area
women’s toiletの他に、ladie’s roomやwomen’s bath room, powder roomなどとも言います。

【語彙を増やそう】
プレ~ pre(プレ)
「~以前の」「~前の」などの意味です
プレオリンピック

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当社は、設立から8期目を迎えております。
本社は、東京都千代田区、実務は千葉県流山市にて運営しております。

取扱説明書、仕様書、WEBサイト、契約書、カタログ、Youtube字幕など、
高度な専門知識や専門用語の理解が求められるる資料を対象に技術翻訳サービスおよび
テクニカルライティングサービス / ポストエディットサービス 訳文検証を提供しています。

エクセレット株式会社の標語:「技術翻訳で困ったらエクセレットと言う名の川崎へ聞いてみよう」

私の個人経営会社となります。
私が即断即決できる為、契約から納品後まで柔軟かつ融通の利いた対応を重視される企業や担当者の方々とは、
長いお付き合いをさせていただいております。
気楽に依頼していただけるように心がけております。

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