「翻訳作業における良い参考資料って?」欧州/アジア言語 技術文書翻訳サービス会社のコラム
2024年11月20日(水)8:30
前回、翻訳業界の用語を書きました。
その中で良い参考資料(原文と訳文が対になった資料)というものが何なのか、
問い合わせがありましたので書いてみます。
■良い参考資料とは
・参考資料内で用語、表記、表現が統一されているか。
・お客様自身が納得できる翻訳の品質(専門用語、表現)なのか。
例えば部署、部門、製品ごとに、用語や表記の揺れがある場合には、
どの文書に従うべきかを事前に確認しなければ翻訳作業時に混乱します。
判断に迷う状態を作り出すことにより、翻訳の品質を下げてしまうのです。
役に立つ、つまり良い参考資料というのは上記の内容になります。
良い参考資料とは「信頼できる品質であること」であり、
「用語や表現が統一されている」ことなのです。
その逆の場合には、残念ながらあまり効果的とは言えません。
「参考」の意味を取り違えないことも大切です。
・用語や表記スタイルまで完全に従う場合
・内容理解のための場合
・表現は気に入らないけど、用語のみ参考にできる場合
「参考」という意味を取り違えてしまうと、
翻訳作業での方向性も変わってしまうことがあるため、事前に意思疎通を
とっておく必要があります。
参考資料の一つである、
翻訳メモリ内の品質についても同様です。
旧版の品質をそのまま流用することができるのは、大きなメリットですが、
翻訳の品質の信頼性が低い場合にはその品質を引き継いでしまうことになります。
DTPの後工程にも大きな影響を与える事になりますので注意が必要です。
【英語で一言】
「ちょっとまじめに聞いて」 (Please) Listen carefully.
【語彙を増やそう】
勘案 かんあん consideration(コンスィダレーション)
諸事情を考え合わせること。
諸般の事情を勘案して検討する。
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